トップメッセージ
物流と人をつなぎ、未来を拓く。
ハリマ共和物産の歴史は、創業以来、挑戦と変革の積み重ねでした。
先輩方は常識にとらわれず、時代の変化に応じて新たな取り組みに挑み続け、今日の礎を築いてきました。その精神は今も脈々と受け継がれています。
私自身も、ホールセール、商品企画、ロジスティックス、経営企画と、社内の多様な部門を経験してきました。その中で改めて実感したのは、物流こそが事業の中心にあり、お客様への価値を左右する存在であるということです。モノを確実に届けることの大切さは、どれほど時代が変わっても揺らぐことはありません。むしろ社会構造が大きく変化する今こそ、その役割はさらに大きくなっています。
「システムのハリマ」と呼ばれてきたのは、時代に先駆けてシステム投資を行い、仕組みづくりを進めてきた実績があるからです。これからも、その姿勢を大切にしながら、在庫・受発注・物流の仕組みを常に改善し、最適化し続けていきます。ハード面での物流拠点や設備への投資に加え、社員一人ひとりが多様な経験を積み、視野を広げて成長できるような仕組みを整えることで、ソフト面の強化にも取り組みます。社会に求められる流通機能を磨き続けることが、私たちの使命だと考えています。
そして、会社を支えているのは、何よりも社員です。失敗を恐れずに挑戦し、自ら考え、発信できる文化を育むことで、「ハリマで働いて良かった」と心から誇れる会社を実現したいと考えています。取引先・株主の皆様には、きめ細やかなサービスと誠実な対応をもって長期的な信頼関係を築き、共に成長するパートナーであり続けます。
社会や産業の姿は、これからも大きく変わり続けるでしょう。しかし、人と人がモノを、そして想いを届ける営みがなくなることはありません。だからこそ私たちは、物流と人をつなぎ、変化を恐れずに挑戦を続け、未来を切り拓いていきます。
代表取締役社長土屋 匡輝