
物流のしくみを構築するITエキスパート
効率的な物流を実現させるために、情報システムは不可欠です。何千点何万点という商品がメーカーから地域の小売店舗に届くまでの動きを一つ一つ正確にオペレートするのが情報システム。したがって、物流形態に合わせた専用システムの開発が必要になります。ハリマの二本柱である卸売事業と3PL事業、両方のシステムを開発し、より良い形を追求するのがハリマSEの仕事です。多くの場合システムエンジニア(SE)はシステム開発専門会社で働き、システムをつくって客先に納品するまでが仕事ですが、ハリマで活躍するSEは、物流に特化した技術を身につけ、物流現場の課題を間近で見極め、それを解決する手応えを実感することができます。大規模な物流をしくみで動かしていく、達成感のある仕事です。
システムエンジニアとしての技術と物流の知識という二つの専門スキルが伸ばせます。いかに正確で効率的なシステムを構築するかが問われる職場です。
- 新卒入社
- システムエンジニアからスタートする新人は、社内でモノや情報がどのように流れているか、そのしくみから学びます。なお、ホールセールアドバイザーを数年経験してから情報システムチームに異動するケースもあります。
- 物流のしくみを学ぶ
- 物流センターでのサポート作業を通じて、商品知識や顧客の業務内容、モノの流れなどを理解し、物流業の基本を実践で学んでいきます。
- システムの運用
- 社内で運用している物流情報システムのオペレーション業務を行いながら、システムのしくみ全体を把握します。
- プログラムを書いてみる
- ハリマ独自のテキストをもとに、Cobolを使ったプログラミング技術を一から習得。教育係の先輩からアドバイスを得ながらコンピュータの基礎から学び、実際にプログラムを組んでみます。3〜4年は先輩の指示のもとプログラミング業務を行います。
- ユーザーとの打合せに同席
- 2年目くらいからは先輩についてユーザーとの打ち合わせに同行し、ユーザーの要望を汲んで、現場に合った使いやすいシステムを追求。改善作業を通じて物流情報システムの基本形を会得していきます。
- 自分の担当案件を持つ
- 4〜5年目になると、いよいよ一人前のシステムエンジニアとして担当を持ち、ひとつの新規案件を自分で組み立てていきます。技術的知識や経験だけでなく、ユーザーとのコミュニケーション力もますます重要になってきます。
- システムを企画・提案
- 使いやすいシステムづくりをめざして、ユーザーの使い勝手や要望をヒアリングし、解決策を考えます。多くの経験を積んできた分だけ、様々な解決策を提示できるようになっているはず。
- サポートの後輩を指導
- 大掛かりな案件は、ひとりではなく後輩社員と共に担当します。後輩への技術指導も中堅SEの役割。敢えて後輩に任せることで、後輩を教育し、成長を支えます。
- 人員の配置
- いよいよシステム部門全体を統括するポジションに。新規の案件を誰に任せるかなど、効果的な人員配置を考えます。
- 中堅SEの指導
- 新人を直接指導している中堅SEの指導法を見守り、アドバイスします。実践ではなかなか身につきにくい物流やシステム全体に関する知識も達人SEが伝授します。
- 専門技術を生かした営業
- システムの専門家のスキルを駆使して、攻めのセールスエンジニアへ。営業マンのように、客先に新しい物流システムや問題解決策を持ち込んで新規の仕事を獲得できるようになれば、立派な達人です。